ほくろ
ほくろは、メラニン色素をつくる色素細胞(メラノサイト)という細胞が変化した母斑細胞という細胞のかたまりです。
母斑細胞においてもメラニン色素が産生されますが、色素の量により、肌色から褐色、黒色と色調に違いがあり、母斑細胞の増殖により平らなものから盛り上がったものへと変化することもあります。
治療の基本は、ほくろの細胞を取り去ることです。残っていると再発の可能性があります。ほくろの治療には、レーザーと手術の2つの方法があります。
比較的小さなほくろに対してはおもにレーザー治療、大きなほくろ、または悪性を疑うほくろの場合には手術による治療を行います。
実際にほくろを確認し、大きさ、部位、状態に応じて最適な治療を選択します。
レーザー治療
ほくろの治療には、CO2(炭酸ガス)レーザーを使用します。治療直後は凹みが生じます。大きさにもよりますが、3~7日程度でおおよそ平らになります。その後、赤み・硬さが表れ、通常1~4ヶ月で徐々に目立たなくなっていきます。
炭酸ガスレーザーによるほくろ治療の説明動画
症例
治療前 | 治療直後 | 治療2ヶ月後 |
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治療直後はこのように 傷の状態になります |
わずかに痕が残っています 治り方には個人差があります |
治療前 | 治療7ヶ月後 |
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治療部位には痕が残っています 治り方には個人差があります |
治療時間 | 約5分 | ||
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回復期間 | 3~7日間(大きさ、部位により異なります・個人差あり) | ||
治療費 | 直径2mm未満 | ¥11,000(税込) | |
直径2~4mm未満 | ¥22,000(税込) | ||
直径4mm以上 | ¥33,000(税込) | ||
補足 | 施術後、外用薬(¥770(税込))または創傷被覆剤(¥1,100(税込))を貼付します。 |
手術
保険診療でできるほくろ治療
ほくろは、メラニン色素をつくる色素細胞(メラノサイト)という細胞が変化した母斑細胞という細胞のかたまりです。
母斑細胞においてもメラニン色素が産生されますが、色素の量により、肌色から褐色、黒色と色調に違いがあり、母斑細胞の増殖により平らなものから盛り上がったものへと変化することもあります。
治療の基本は、ほくろの細胞を取り去ることです。残っていると再発の可能性があります。
ほくろの治療には、レーザーと手術の2つの方法があります。手術による治療は、基本、保険診療の適応となります。
レーザー治療に関してもご参照ください。
治療時間 約20分~(大きさ、部位により異なります)
通院回数 約1週間後に抜糸します。傷痕の経過観察のため、1ヶ月後くらいに再診します。
治療費 大きさ、部位により異なります。(保険適応で手術日\7,500~)
補足 手術前に必要に応じて血液検査をいたします。(保険適応で約\2,500)
手術後は、通常翌日からはシャワーすることは可能です。
施術後、外用薬(\770~)または創傷被覆剤(\1,100)を貼付します。
症例
治療前 | 手術1週間後 | 術後4ヶ月 |
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抜糸直後の状態です | 赤みは消失していますが傷は残ります |